SIDE ARMS アキハバラ

前回の更新から大分と期間があいてしまいました。
blogを楽しみにしていただいている皆様、申し訳ございませんでした。
　
さて、季節も暖かくなりいよいよガスブローバックの季節が到来致しました。
人気のWE ナイツPDWですが、付属している6.8mmマガジンを使うとボルトストップがかからない個体がほとんどです。
検証してみたところ、ボルトストップを押し上げるパーツがノーマルのM4スタイルマガジンと比べて1mm弱低い事がわかりました。
今日はこのボルトストップ押し上げパーツをガッツリ上げる加工方法をご紹介します。
　

まずはマガジンボトムのネジを外してボトムプレートを引きぬきます。
マガジンの底側から中身を押し出すとこんな感じでマガジンの中身が顔を出します。今回加工する部位はココなのでこれくらい飛び出せば十分です。
この写真を見るとわかるようにシーソーのような仕組みでマガジンフォロアからボルトストップリンクパーツ前、ボルトストップリンクパーツ後が連動しています。 　
まずはマガジンリップを加工します。マガジンフォロアーの上がり量を増やすため、フォロアーとリップが接触する面を約1mmほど切り取ります。
マガジンリップは柔らかいのでカッターでも十分加工可能です。ただ、柔らかいので力を入れすぎるとリップを破損してしまいますので注意して加工して下さい。
　
フォロアーが上がるようになったら次はリンクパーツ前が通常よりも上に上がるように加工します。
マガジンの天井部分に当たって上がらないので部分的に削ってリンクパーツの上がり量を増やします。
金属（亜鉛）製ですので金属ヤスリで削ります。個体差があるため具体的な削り量は動作を確認しながら削って下さい。
　
一番重要なボルトストップリンクパーツ後の加工です。写真左は加工前です。
右側の赤い部分を削って全体的に上がるように内側で当たる部分を削ります。
リンクパーツ前と同様亜鉛ですので金属ヤスリでガリっと削ります。
左が加工前、右が加工後のリンクパーツ後の比較です。大体これくらい削るとボルトストップがかかりやすくなります。
　
全て組み込むと最初の状態よりもよりリンクパーツの飛び出し量が増えています。（写真が下手なのであまり違いがわかりませんが・・・）
　
リンクパーツ前、後の削り量はお手持ちの本体とのバランスを見ながら調整して下さい。
中にはほんの少し削るだけで動作するものもあれば、大幅に加工シないと動作しないものもあります。
この加工は直接動作に影響のあるパーツの加工ではありませんが、純正から変形させることになります。加工後に起こる不具合や、加工中の事故、又はパーツの破損は全て自己責任で行なって下さい。
当店では本体をお求めの際や、マガジンをお求めの際に有料ではございますがマガジンの加工をお受けしております。 こちらも併せてご検討下さい。 ブログ担当　竹内