CATEGORY:加工
2012年12月07日
KJGlock19のハンマー問題これで解決?
KJのグロック19は東京マルイのG26のコピーであるため、ハンマーダウン後にトリガー位置が戻ってしまします。
そこで、マルイのグロック17用のハンマーブロック、ノッカー、シアーを組み込むことでトリガー位置が戻らない、いわゆる17仕様になります。
ところがそのまま組み込むと動作が不安定になっていませんか? 今日はハンマーブロック周辺の加工で動作を安定させる加工をご案内します。
左は加工済みマルイ純正ハンマーブロック、右側はマルイ純正無加工ハンマーブロックです。
ハンマースプリングが引っかかる部分の高さがKJ純正と違い、この部分をあわせないとハンマーの動きが悪くなり、ノッカーのインパクト不良が出てしまいます。
左は加工後のハンマーブロック後ろからスプリングのかかる部分までを大まかに測った長さです。
右の未加工のハンマーブロックと比較して1.34mm分削ります。そこまで厳密でなくても良いと思いますが、1.3mmは削らな いとダメなようです。
亜鉛合金ですのでヤスリやリューターで簡単に削れますが、当店ではフライス加工をしています。
ハンマーの比較です。左はKJの未加工、右は加工済みです。
ハンマーブロックの内寸が違う為、ハンマー全面の肉盛り(写真中央)の部分を削り落とさないとハンマーが正規の位置まで移動せず、ノッカーを叩き切れない現象が起きていたようです。
そこで肉盛り部分を全て削り落とします。(写真右)
加工後写真はハンマーの上の面も削っていますが、これは私が興味本位でゼロハンマーを見て削っただけです。特に意味はありません。
この二点の加工でハンマーの激発不良、不安定な動作が解消します。
余談ですが、これだけでは銃に衝撃を与えるとトリガーがコック位置にもどってしまうことがあります。
これはピストン側にトリガーバーを逃がす溝が無いためで、グロック17用のピストンにはトリガーバー逃しの溝があります。 写真は左から比較したもの、未加工、加工後の順番です。
この加工をするのが面倒な場合、グロック17のピストンを組み込んでも同じ結果になります。
いかがでしたでしょうか?せっかく盛り上がっているグロック19ですが、お困りの方もいらっしゃるかと思い加工手順を公開いたしました。
加工に関して分かりにくい部分等ございましたら当店までお問い合わせ下さい。
電話やメールでは要領が伝わりにくいこともございますのでご来店のみのご対応とさせて頂きますことをご容赦ください。 ブログ担当 竹内
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